「かゆいトコないですか?」と聞かれたら「当ててください」と言いたい

この世のすべてを笑いにかえて生きるタムケンによるブログ。過去の記憶、日々の思い、外国人の妻や障害(ダウン症)を持つ子供たちとの日常について、笑いとユーモアたっぷりのエッセイを中心に書いています。

未来のお墓事情

一家に一つ存在する墓。 

中に入る骨壷はせいぜいが骨壷数個〜十個程度だろうか。 

今の日本の人口が1億2000万人くらいなので、あと100年で必要な墓は1200万個。 今までの墓も含めればとんでもない数になる。 日本中墓だらけ。と言うより既に墓だらけだ。 これではどう考えても土地が足りない。 今では墓を置くためだけの建物が作られている始末。 

 

ならばいっそのこと墓のためのビルを建ててはどうか。 世界初の墓ビルだ。 立体的にお墓を建てると言うわけ。

ところが墓石はべらぼうに重いからあまり高いビルは建てられない。 

 

そこで、だ。 

 

墓ばかりを集めたビルは重量があり過ぎて無理ということで、 普通のビルの柱を墓にしてしまうのはどうか。 

もちろん普段は目立たないようにカモフラージュする。 使う時だけ柱オープン。仏壇、墓に早代わり。 

これでかなりの数の墓が確保できるではないか。 我ながら凄いアイデアを考えついてしまった。 

 

実現したら、自分が仕事とかしてる部屋に遺族が入ってきて柱を開け、 法事とか始めても怒らないようにしなければならない。 

お経が流れても眠らないように注意しよう。 

 

でも自分の家の墓が 

どこかのビルのトイレとかになってしまったら嫌だ。