「かゆいトコないですか?」と聞かれたら「当ててください」と言いたい

この世のすべてを笑いにかえて生きるタムケンによるブログ。過去の記憶、日々の思い、外国人の妻や障害(ダウン症)を持つ子供たちとの日常について、笑いとユーモアたっぷりのエッセイを中心に書いています。

タルギのパッツン


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先週。
仕事が終わり、家に帰って立星(りゅうせい 三男)に会った。
「ただいま」
「おかえり!」(まだ話せないけどそんな感じは出してくれる)

しかし何か違和感が。
先週、いや、前日までの立星と何か違う。
うーん・・・、あ、

前髪がパッツンになってる!?

タルギ(嫁さん)に聞いたところ、邪魔だったのでシャキーン!と切ったとのこと。

タルギの行動は早い。
これまでもコナン(長男)、チューペット(次男)が幼少期にはためらいなく前髪をパッツンにしてきた。私は小さい子供は長い髪のほうがいいと思っているのだが、タルギは短いほうがいいと思っている人なので、私に反対されることが分かっている。人がいない隙を見ては幼児の髪をコケシのようにパッツンにしてしまう。
ひどい時は私が子供たちの髪を切った後にパッツンにしてしまう始末。

パッツン坊やを連れて歩くと好奇の目にさらされる。エスカレーターに乗るとどんなふうに周りに見られているか特に顕著に分かるのだが、上り、下りですれ違う対向者にジロジロ見られて恥ずかしいことこの上ない。
遠慮のない関西のおばちゃんはすれ違いざまに話しかけてくる。

「あ!パッツンや!カワイイねぇ!」

今回は立星が餌食になったというわけか。
いや、カワイイけども私としてはイヤなのよ。

それが分かってか、分からずか、相変わらず陽気にヘラヘラと遊ぶ立星。
将来、コケシのような自分の写真を見て恥ずかしい思いをするのだろうが、その時はママに文句を言ってね。