「かゆいトコないですか?」と聞かれたら「当ててください」と言いたい

この世のすべてを笑いにかえて生きるタムケンによるブログ。過去の記憶、日々の思い、外国人の妻や障害(ダウン症)を持つ子供たちとの日常について、笑いとユーモアたっぷりのエッセイを中心に書いています。

恐竜ロボット警備団

 

コロナなのにオリンピックやるのはどうとかこうとか。どっちにしても叩かれるね、政府は。 

 

オリンピックやワールドカップなど、世界的な大会が迫るのたびに毎回思うのだが、あれって世界の各国の予選がいつから始まって、いつこらが本戦なのかが分からない。 いつの間にか決勝戦くらいになってたり、下手するとメダルとってる人がニュースに出てたりする。

(スポーツは全然興味ない)

それと最近の日本の代表選手団にはすべからく○○ジャパンと つけたがるが、記憶力の悪い私はすでにどれがどれやら分からない。 

 

オシムジャパン。 

長島ジャパン。 

なでしこジャパン。 

ディスカウントストアのジャパン

できたてじゃパン。 

(これが言いたかった) 

 

暴徒対策として機動隊の装備やコスチュームが変わってきた。 

手足に黒いプロテクター、として透明の盾。 

「POLICE」のロゴ入り。 

バイオハザードとかに出て来そうな格好でめっちゃカッコいい。 2021オリンピックでも、観客が入るなら暴徒対策として動員するのだろうか。

 

いっそのこと警官の格好も全面的に変えればいいのに。 アメリカの警官は皮ジャンとか着ててカッコいいんだから日本の警察もイメージから上げてしまえばいい。 

 

問題は装備をいくら強くしても機動隊は所詮東洋人。 

同じ東洋人系の人間としては強くても 、来日する白人や黒人のごつい兄ちゃんらには勝てないかもしれない。 

 

「ファ〜ック!」とか 

「シ〜ット!」とか叫びながら襲いくるごつい外人の兄ちゃん。 

対するは、警察官とは言え、仕事は公務員、趣味は読書だったりする日本人の兄ちゃん。うーん、勝てるのだろうか。かなり怪しい。

 

ともすれば、日本のカッコいい警察隊はコスチュームをどんどん剥ぎ取られて 機動隊と暴徒の立場逆転。ゴツい白人の兄ちゃんが大人気の透明の縦を効率よく使いこなし、ますます手がつけられない状態になる。 

ああ、また日本が変な方向に・・・。 

 

少しでも暴徒を抑えるべく、怖い恐竜型のロボットを導入してはどうだろうか。遊園地や博物館のアトラクションでは導入されているので、予算さえ合えば導入できるはずだ。

 

日本の警察もついに恐竜型のロボットですよ。もう大興奮ですよ。 

恐竜好きのタムケンとしては。 

多分100万円単位の値段なんだろう。 

個人的には私の資財を投げ打ってでも欲しい代物だけど 、まったくお金が足りないので諦めるしかない。  

 

さて、この恐竜型のロボット、どうせなら戦隊っぽく5人編成とかにしてはどうか。 

 

ティラノサウルス君レッド 

プテラノドン君ブルー 

トリケラトプス君グリーン 

ブロントサウルス君イエロー 

ヴェロキラプトル君ピンク 

 

おお、なかなか壮大なメンバーだ。 

是非とも友達になりたい。 

もう会社を休んででも応援に行きたい。 

 

ところがこの恐竜ロボ。 

守るためにあるはずだが、もしこのロボットが警備している ビルやイベントがあれば、逆に泥棒がこぞって押し寄せそうだ。 

だってパソコンやオーディオよりも価値があるんだもの。 

みんな欲しいんだもの。 

形は再現してあってもちいさい恐竜ロボ。 

警備云々以前に対抗できるパワーなし。 

あっという間に泥棒軍団に取り押さえられる。 

先頭には多分私がいると思う。 

「ティラノ君ゲ〜ット!」とか言いながら。 

設置しないのが一番の警備だと思う。 

 

海外出張で休日なんてもらったところで 

暇すぎて上記のような妄想にふけるしか 

やることがないって話。 

(けどすごく楽しい)

 

漫才 〜ファミレス〜 

ファミレスでカレーを食べていたところ、なぜか漫才が浮かんでしまった。 延々と浮かんで途切れないので活字にしてみよう。 

 

 

 

男「ふう。腹減ったな。ファミレスで何か食うか」 

 

ウィーン(自動ドア) 

 

店員「いらっしゃいませ〜。お二人様ですね。 

   ではお席へご案内します」 

 

男「いや、一人ですがな。見て分かるでしょ?」 

 

店員「でも背中にもう一人乗ってるじゃありませんか。 

   赤ん坊が・・・」 

 

男「イキナリ嫌なこと言うなよ!  

   なんでそんなこと言うの!? 

   喧嘩売ってる!?」 

 

店員「そんなに騒がないでください。いい加減怒りますよ。 席はこっちです」 

 

男「なんでそっちが怒るねん!  

   ってーか、いい加減はそっちやろ!」 

 

 

しかしおとなしく席へ移動する男。 

 

 

店員「注文をどうぞ」 

 

男「何にしようかな〜?」 

 

店員「デザートは注文前でいいですか?」 

 

男「注文前に持って来るな! それを言うなら食後やろ! フライングしてる!」 

 

店員「人生前のめりが当店のモットーですから」 

 

男「前のめり過ぎです。十歩くらい後ろに下がってくれ」 

 

店員「しょうがないですねぇ。じゃあ何にします?」 

 

男「えっとね〜。って、ん?  

   このメニュー何か変じゃない?」 

 

店員「今日のお勧めは生麦・生米・生玉子になっています」 

 

男「生麦・生ごみゃ・なままま!?」 

 

店員「あはは。かんでるよ、こいつ」 

 

男「笑うな! かんでるのはどうでもいいの! 

   何、このメニュー!?」 

 

店員「参考までに言うと玉子は生ですね」 

 

男「それは分かってるわ!」 

 

店員「ついでに言うとそこいらの虫の卵らしいです」 

 

男「それを最初に言え! ついででいい情報やないやろ!」 

 

店員「言ってる意味がよく分かりませんね。何か問題でも?」 

 

男「大体こんなの料理じゃないやろ! 

   しかも頼みづらいって!」 

 

店員「せっかく藤原紀香のお勧めなのに」 

 

男「マジ!? 店長とかのお勧めじゃないの? 

   それなら食べてみたいかも」 

 

店員「ウソに決まってるでしょ。 

   前のめりなのはどっちですか」 

 

男「さっきお前の店が前のめりって言ってたやん!」 

 

店員「とりあえずサッサと注文してくださいよ。 

   後がつかえてるんです」 

 

男「もうええわ! じゃあカレーライスで」 

 

店員「ファミレスでカレーですか。 

   なら最初からココイチでも行ってくださいよ」 

 

男「メニューに書いてあるやん!」 

 

店員「これはフェイクです」 

 

男「フェイクを置くな!」 

 

店員「ところで御注文は虫の卵てんこ盛りでいいですね?」 

 

男「言ってない! よくない! 

   どこからそんな注文が飛び出てん!」 

 

店員「はいはい。わかりましたよ。カレーですね?」 

 

男「カレーです。絶対に。なんちゅー店や」 

 

 

そしてカレー到着。 

 

 

店員「はい、どうぞ。カレーライスです」 

 

男「なんや、意外と普通のカレーが出てきたな。 

   あ、結構うまいよ、これ」 

 

店員「普通じゃないカレーってどんなカレーですか? 

   何を警戒してたんですか?」 

 

男「いや、なんかロクでもないもんが浮いてるとかね」 

 

店員「例えば?」 

 

男「話の流れから言って虫とか。でも、まさかね」 

 

店員「ギク〜ッ!?」 

 

男「え? ギク? ええ!?」 

 

店員「べ、別に何でもないですよ。 

   僕、ちょっと用事があるのでこれにて」 

 

男「おい、ちょっと待て! なんで驚いたの!? 

   もしかして図星!?」 

 

店員「そんなバカな。いくら僕でもそんな無茶はしませんて」 

 

男「お前、マジで入れたな? 虫を入れたな!? 

   冗談じゃなく!」 

 

店員「いや、カルシウムとか多そうだからいいかなって思いまして」 

 

男「やっぱり入れたんかい! 

   うげ〜! 一口食べてもうた!」 

 

店員「いや〜、怖い世の中ですね」 

 

男「怖いのはお前じゃ! 換えろ! 

   今すぐ新しいのを持って来い!」 

 

店員「我がまま男爵ですね、アナタ。 

   じゃあ新しい虫と換えて来ますよ」 

 

男「虫は要らん!」 

 

店員「要らないんですか? 

   じゃあどんな虫と換えればいいんですか!?」 

 

男「虫から離れろ! 

   カレーそのものを虫の入っていないのと換えろ!」 

 

店員「ああ、そういうことですか。 

   ちゃんと言ってくれないと分かりませんよ」 

 

男「普通はカレーを換えるやろ! 虫は換えないの!」 

 

店員「ふう。本当に困ったハゲチャビンだ」 

 

男「誰がハゲチャビンや! 失礼なこと言うな!」 

 

店員「そんなに怒らなくてもいいのに。 

   じゃあカレーを換えて来ます」 

 

男「頼むよ? 普通のやつを持ってきてくれ」 

 

 

そして再びカレーが到着。 

 

 

店員「お待たせしました」 

 

男「おお〜、やっと来たか」 

 

店員「今度は何も入ってません。 

   絶対に入ってないから一気に食べてください」 

 

男「なんか怪しいなぁ。じゃあ味見してみてや」 

 

店員「私の言うことが信用できないのですか?」 

 

男「できんわい!」 

 

店員「なら最初からこの店の店員に頼んでくださいよ。 

   ハタ迷惑です」 

 

男「え? お前、店員じゃなかったの!?」 

 

店員「フェイクです」 

 

黒風「フェイクかい!」 

 

 

 

おしまい。。。

 

授業参観日の香水ブレンド

学校には授業参観日がある。


今までは常に子供としての意識しかなかったけど

ぼちぼち友達も結婚したり子供が出来たりして

親としての意識も考えたりする。

親として子供の学校に行くのはそれなりに気を使うんだろうとか。


場所が学校なだけに妙にドレスアップするわけにはいかない。

(中にはそんなお母さんもいた気がするが)

だからと言って室内着と言うわけにもいかない。

地味にオシャレをしなければならない。

そうするとお母さん達の見せ所は

目に見えない香りになるのではないだろうか。

少し高めの香水を買ったり。

いつもより多めに香水をつけたり。

そして教室はかつてない異臭に見舞われてしまうわけか。

思い返すに、あの異臭は公害だと思う。


地味にオシャレをしなければならない授業参観日。

教室の独特な香りはお母さん達の香水のせい。

でも全国のお母さんが同じ香水をつけるわけではないだろう。

地域や子供の年齢によってその匂いも変わるのではないか。

それを一覧表にまとめてみればそれなりに面白そうだ。


北陸小学校2年生の香り。

大分中学3年生の香り。

東京高校1年生の香り。

色んな流行を分析した一覧表。

流行り廃りを明確にすればそれなりに売れるのではないか。

特に私学のお母さん達を標的にするといいかもしれない。


灘の匂い。

お茶ノ水の匂い。

白陵の匂い。

更には学校単体に飽き足らず、

それぞれをブレンドして売ったりする。


だけど灘のお母さんはそんなもの買わない。

公立のお母さんがついつい買ってしまうのだ。

今日は息子の参観日だから青山学院と一ツ橋のブレンドにしよう、とか。


そして授業参観日にはさらなる異臭が立ち込める。

頑張れ子供達。

 

ホワイトデーとブラックデー

3月14日はホワイトデー。

そもそもなぜホワイトなのか。

ホワイトチョコレートが白いからそう言うのだろうがバレンタインデーは黒いチョコを渡す割にはブラックデーとは言わない。


元々バレンタインデーにチョコレートを渡す風習なんて日本だけの習慣だ。

とあるチョコレート会社がそういう企画をしてバレンタインデーに女性からチョコレートを渡す習慣が日本に浸透した。

今では年間のチョコレートの売上の1/3が

バレンタインデー関連に偏っている。

これに味を占めたチョコレート会社。

女性からだけでなく、男性からのお返しをする日を設定したのではないか。

会議はこんな感じ。


「名前どうしようか?バレンタインの対義語って何?」

「セイント・バレンタインは聖なるバレンタインだからエビル・バレンタインでいいんでない?」

「悪のバレンタインなんて縁起わり〜って」

「じゃあ何にするよ?」

「う〜ん」

「普通はチョコって黒いから、ホワイトチョコを贈る日って意味でホワイトデーにしようよ」

「あ、それいいね。それで決定」

「ちなみにお礼は三倍返しで(ある女性)」

「ちょっと待て!(男性一同)」

 

かなり会議は難航したことだろう。

 

ちなみにお隣の韓国には本当にブラックデーと呼ばれる日もある。これは4月14日のイベントで、バレンタインデーやホワイトデーで想いを告げる人、告げてもらえる人がいなかった独身の人が、韓国の国民食でもある真っ黒い麺料理、ジャジャン麺をみんなで食べるというもの。

ジャジャン麺は日本には無い料理なので表現が難しいが、味噌とビーフシチューの中間のようなクセのないソースを絡めた汁なし麺料理。韓国人はみんな好きなので、日本で言うカレーライスくらい馴染みのあるポジション。

 

誰もが好きなメニューをみんなで食べれば、独り身でもきっと寂しくないはず。

機会があればご賞味あれ。

逆アイボ

最近めっきりアイボの話を聞かなくなった。  

 

出た当初は可愛らしいハイテクロボットとして 話題をさらっていた。 

額に感情を表すランプがついてて、 叩いたり遊んだりすると点滅パターンが変わる。 もし近くにいたらかまわずにはいれないだろう。 

ロボットとは言え、反応が返ってくるのは楽しい。 

 

もしこのハイテクロボでさえ物足りない人がいたとして、 その人のために更に刺激的な 

逆アイボを作ったらどうだろう。 全然おとなしくない癒されないアイボ。 

とにかく凶暴で最初は手がつけられない暴れん妨。 動くものを見つけると決闘するような。 

 

顔は格闘家のボブサップあたりでいいだろう。 

 

家に帰るとボブサップ顔のアイボが出迎える。 癒されない。全然癒されない。 一瞬たりとも油断できない。 

 

最初の決闘相手は電源を入れた飼い主だ。 

どうせなら電源スイッチをゴングとかにすれば 更に臨場感が高まる。 電源入れるとゴングがカーン♪

 

でもしょせんはアイボ。 

間接がかたいしパワーがないので たやすく人間に撃沈されてしまう。 

 

この逆アイボ、勝つとしばらくおとなしくなるが、 時間が経つとまた暴れるという性格にすると 、一度勝っておとなしくなった後も油断できない存在になるだろう。 

 

格闘技も徐々にバージョンアップするのはどうだろう。 

 

延髄斬りアイボ。 

ヘッドバットアイボ。 

猫パンチアイボ。 

かかと落としアイボ。 

デンプシーロールアイボ。 

全集中 水の呼吸アイボ。

 

何度も決闘に勝つとだんだんおとなしくなるという設定で、時間をかけて飼いならしていく。 半年くらい経てば逆アイボはすっかり従順になる。 

 

飼うだけで飼い主は格闘力が格段にアップする。 犬を買うのと格闘が同時に楽しめてお徳。 

 

だけど気をつけろ飼い主。 

小さい逆アイボとしか闘ってないから人間相手だと滅法弱くなってしまう。 

 

しまった、人間には勝てないとヘコんだところで逆アイボがまたキレ始める。 

ある意味、「泣きっ面に蜂」も楽しめる。 

 

手のかかる子供ほど愛情が湧くらしいので 

逆アイボにも熱狂的なフリークが登場するだろう。 暴れん坊であるがゆえに癒される。 

 

でも顔はボブサップ。 

 

 

漫才 ファミレス

なぜか漫才が浮かんでしまった。 

 

延々と浮かんで途切れないので 

思い切って活字にしてみよう。 

 

 

「漫才 〜ファミレス〜 」 

 

男「ふう。腹減ったな。ファミレスで何か食うか」 

 

ウィーン(自動ドア) 

 

店員「いらっしゃいませ〜。お二人様ですね。 

   ではお席へご案内します」 

男「いや、一人ですがな。見て分かるでしょ?」 

 

店員「でも背中にもう一人乗ってるじゃありませんか。 

   赤ん坊が・・・」 

 

男「イキナリ嫌なこと言うなよ!  

   なんでそんなこと言うの!? 

   喧嘩売ってる!?」 

 

店員「そんなに騒がないでください。いい加減怒りますよ。 

   席はこっちです」 

 

男「なんでそっちが怒るねん!  

   ってーか、いい加減はそっちやろ!」 

 

 

しかしおとなしく席へ移動する黒風。 

 

 

店員「注文をどうぞ」 

 

男「何にしようかな〜?」 

 

店員「デザートは注文前でいいですか?」 

 

男「注文前に持って来るな! それを言うなら食後やろ! 

   フライングしてる!」 

 

店員「人生前のめりが当店のモットーですから」 

 

黒風男「前のめり過ぎです。十歩くらい後ろに下がってくれ」 

 

店員「しょうがないですねぇ。じゃあ何にします?」 

 

男「えっとね〜。って、ん?  

   このメニュー何か変じゃない?」 

 

店員「今日のお勧めは生麦・生米・生玉子になっています」 

 

男「生麦・生ごみゃ・なままま!?」 

 

店員「あはは。かんでるよ、こいつ」 

 

男「笑うな! かんでるのはどうでもいいの! 

   何、このメニュー!?」 

 

店員「参考までに言うと玉子は生ですね」 

 

男「それは分かってるわ!」 

 

店員「ついでに言うとそこいらの虫の卵らしいです」 

 

男「それを最初に言え! ついででいい情報やないやろ!」 

 

店員「言ってる意味がよく分かりませんね。何か問題でも?」 

 

男「大体こんなの料理じゃないやろ! 

   しかも頼みづらいって!」 

 

店員「せっかく藤原紀香のお勧めなのに」 

 

男「マジ!? 店長とかのお勧めじゃないの? 

   それなら食べてみたいかも」 

 

店員「ウソに決まってるでしょ。 

   前のめりなのはどっちですか」 

 

男「さっきお前の店が前のめりって言ってたやん!」 

 

店員「とりあえずサッサと注文してくださいよ。 

   後がつかえてるんです」 

 

男「もうええわ! じゃあカレーライスで」 

 

店員「ファミレスでカレーですか。 

   なら最初からココイチでも行ってくださいよ」 

 

男「メニューに書いてあるやん!」 

 

店員「これはフェイクです」 

 

男「フェイクを置くな!」 

 

店員「ところで御注文は虫の卵てんこ盛りでいいですね?」 

 

男「言ってない! よくない! 

   どこからそんな注文が飛び出てん!」 

 

店員「はいはい。わかりましたよ。カレーですね?」 

 

男「カレーです。絶対に。なんちゅー店や」 

 

 

そしてカレー到着。 

 

 

店員「はい、どうぞ。カレーライスです」 

 

男「なんや、意外と普通のカレーが出てきたな。 

   あ、結構うまいよ、これ」 

 

店員「普通じゃないカレーってどんなカレーですか? 

   何を警戒してたんですか?」 

 

男「いや、なんかロクでもないもんが浮いてるとかね」 

 

店員「例えば?」 

 

男「話の流れから言って虫とか。でも、まさかね」 

 

店員「ギク〜ッ!?」 

 

男「え? ギク? ええ!?」 

 

店員「べ、別に何でもないですよ。 

   僕、ちょっと用事があるのでこれにて」 

 

男「おい、ちょっと待て! なんで驚いたの!? 

   もしかして図星!?」 

 

店員「そんなバカな。いくら僕でもそんな無茶はしませんて」 

 

黒風「お男前、マジで入れたな? 虫を入れたな!? 

   冗談じゃなく!」 

 

店員「いや、カルシウムとか多そうだからいいかなって 

   思いまして」 

 

男「やっぱり入れたんかい! 

   うげ〜! 一口食べてもうた!」 

 

店員「いや〜、怖い世の中ですね」 

 

男「怖いのはお前じゃ! 換えろ! 

   今すぐ新しいのを持って来い!」 

 

店員「我がまま男爵ですね、アナタ。 

   じゃあ新しい虫と換えて来ますよ」 

 

男「虫は要らん!」 

 

店員「要らないんですか? 

   じゃあどんな虫と換えればいいんですか!?」 

 

男「虫から離れろ! 

   カレーそのものを虫の入っていないのと換えろ!」 

 

店員「ああ、そういうことですか。 

   ちゃんと言ってくれないと分かりませんよ」 

 

男「普通はカレーを換えるやろ! 虫は換えないの!」 

 

店員「ふう。本当に困ったハゲチャビンだ」 

 

男「誰がハゲチャビンや! 失礼なこと言うな!」 

 

店員「そんなに怒らなくてもいいのに。 

   じゃあカレーを換えて来ます」 

 

男「頼むよ? 普通のやつを持ってきてくれ」 

 

 

そして再びカレーが到着。 

 

 

店員「お待たせしました」 

 

男「おお〜、やっと来たか」 

 

店員「今度は何も入ってません。 

   絶対に入ってないから一気に食べてください」 

 

男「なんか怪しいなぁ。じゃあ味見してみてや」 

 

店員「私の言うことが信用できないのですか?」 

 

男「できんわい!」 

 

店員「なら最初からこの店の店員に頼んでくださいよ。 

   ハタ迷惑です」 

 

男「え? お前、店員じゃなかったの!?」 

 

店員「フェイクです」 

 

黒風「フェイクかい!」 

 

 

 

おしまい。。。

 

コロナ禍のマスクで遊んでみる

世間はコロナの話ばかりなので

こっちも延々とコロナの妄想で遊んでやる。

 

コロナ対策のマスクの新しい使い方を考えてみた。

 

2枚繫げて胸に巻く→ブラジャー

大きくしてお腹巻く→ドラえもん

大きくして背中に背負う→ランドセル

大きくして履く→おむつ

小さくして履く→逮捕

 

やはり逮捕される可能性が高いな。

おとなしくしておこう。

 

追伸:

百貨店の婦人服売り場の布製レース柄マスクは、2枚使えばブラジャーにできるレベルになっている気がする。と言うかブラジャーを切り分けたのでは?と、思えるくらい。ある意味、私のアイデアの先を越された感がある。