「かゆいトコないですか?」と聞かれたら「当ててください」と言いたい

この世のすべてを笑いにかえて生きるタムケンによるブログ。過去の記憶、日々の思い、外国人の妻や障害(ダウン症)を持つ子供たちとの日常について、笑いとユーモアたっぷりのエッセイを中心に書いています。

早起きは三文の得にならない

世間で推奨されている常識に近いことを、
色々調べて試した結果を報告してみる。

 

その1)
×早起きは三文の得
→ ○早起きすると眠くて一日が無駄になる

中学や高校の時、受験シーズンになると決まってもてはやされた早起き推奨。
今でもたくさんの本が出ており、サマータイムを毎年導入するとかしないとかの議論もある。
やれ、早く起きると頭が冴えるとか、計算に向いているとか、何事にも良いと言うような風潮だ。

しかし私の場合、これが全く合わない。

早起きするととにかく体がだるい。
頭がボーっとしてしまい、頭が冴えるどころか一日中鈍い。眠い。
早く寝ないから睡眠時間が減って眠いのだと教えられ、いつもより2時間早く寝て、1時間早く起きるようにしてみたが、それでも全くだめ。
いやいやそうではなく、体内時計を合わせるため、長く持続すると慣れるから早起きは続けてみろと言われて、1ヶ月ほど継続してみたが結果は変わらず。
1時間早起きすると、2時間は居眠りする始末。
こんなことに何の意味があるんだ??と
半ば怒り気味になって、普通に寝て起きる生活にしたら、早寝早起きより圧倒的にパフォーマンスが上がった(当社比)。
以来、早寝早起きはやっていない。

個人的に好きなので睡眠学を色々と調べてみたところ、人が眠くなったり、活動しやすい時間帯は個人によって様々だそうだ。
(大別すると4パターンほどの睡眠体質がある)

何のことはない。
眠くなったら寝て、起きやすい時に起きればいいだけで、
早寝早起きが一方的かつみんなに良い!
なんてのは大した根拠がなかったのである。
やりたい人、向いてる人だけやれば良い。
早起きが苦手な仲間達よ、それはDNAによって決まっているので、あなたのせいではないのだぞ。

ついでに言うと、ご飯を食べると眠くなる、
と言うこともないそうだ。
ご飯を食べる時間帯に昼の眠気が重なる人にはそう感じるだけである。
その証拠に、朝、昼、晩、三食食べると
三回眠くなる人はいない。

私の場合、頭がギャンギャン回転するのは10-11時、眠くなるのは15時、また冴えてくるのは19時ごろ。

人の勧めを試すこと、学んで取り入れようとすることは必要だが、自分の体の声を聴くことも同じくらい必要なことである。

と言うわけで酒でも飲んで寝ることにする。
飲み過ぎはダメ??
ノンノン、体の声に従うだけなのだよ。